10.26 反原子力の日・企画
チェルノブイリの教訓から学ぶ~低線量被曝の影響今中哲二さんに聞く―福島原発事故がもたらした放射能汚染の実像
■2012年10月26日(金)18:00~20:45(開場17:45~)
■資料代:800円
文京文京区民センター(アクセス・地図)
●都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2 分 ● 東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分 ●東京メトロ南北線「後楽園駅6 番出口」徒歩5分 ● JR水道橋駅東口徒歩15分●都バス(都02・都02乙・上69・上60)春日駅徒歩2分
3・11から一年半が経過しました。しかし、東京電力福島第一原発事故は、収束の見通しすら見えず、事故が引き起した終わりの見えない放射能汚染が、私たちの未来に多くの不安をもたらしています。
「1979年に発生した米スリーマイル島原発事故。この事故から真剣に学ばなかったことが今回の事故を招いた原因」と、今中哲二さんはいいます。86年旧ソ連チェルノブイリ事故では、現地調査を繰り返し国際共同研究報告などにまとめ、福島原発事故では、直後に調査チームを立ち上げ飯舘村に入村し、汚染状況を調査。信頼に欠く政府発表に代わる正確なデータ・事実を発信し続けてきました。
福島原発事故の現状、放射能放出と汚染の実態、チェルノブイリ事故の汚染地域との比較、食の放射能汚染~低線量被曝の影響、チェルノブイリ法と福島原発事故被災者支援法、評価と課題…など。今中哲二さんに聞く2時間半! を通じて共に考えます。ぜひ、ご参加ください。
いまなか・てつじ プロフィール
●京都大学原子炉実験所助教●1950年広島市生まれ。73年大阪大学工学部原子力工学科卒業。76年東京工業大学大学院修士課程原子核工学修了。76年より現職。専門は原子力工学、環境影響評価・環境政策。大学院時代より日本の原子力開発の在り方に疑問をもち始め、実験所勤務当初から原子力がもつデメリット、つまり“原発をやめる”ことに役立つ研究(広島・長崎原爆による中性子線量評価に関する研究、チェルノブイリ原発事故影響の解明、セミパラチンスク核実験場周辺での放射能汚染調査など)に徹してきた●著書に、『チェルノブイリ事故による放射能災害 国際共同研究報告書』(今中哲二編、技術と人間98年)。『知ればなっとく脱原発』(共著:今中哲二、高木仁三郎、西尾漠、小出裕章ほか 七つ森書館2002年)。『チェルノブイリを見つめなおす 20年後のメッセージ』(今中哲二、原子力資料情報室06年)。『自分と子どもを放射能から守るには(ウラジーミル・バベンコ、ベラルーシ・ベルラド放射能安全研究所編、日本語版特別編集)』(監修:今中哲二、世界文化社11年)など。
■お申込・お問合せは――
または、市民活動共同事務所気付・今中哲二さんに聞く講演会実行委員会へ。
E-mail mirai.shimin@gmail.com TEL03-3200-9115 FAX03-3200-9274
■定員350人 予約優先
■定員350人 予約優先
■主催:今中哲二さんに聞く講演会実行員会
●呼びかけ団体:核・原子力のない未来をめざす市民集会/環境まちづくりNPOエコメッセ練馬/東京ワーカーズ・コレクティブ協同組合/ワーカーズ・コレクティブネットワーク ジャパン/原発のない未来を!なかのアクション/脱原発と平和を武蔵野市からすすめる市民の会/核・原発のない未来を子どもたちに@練馬/東京・生活者ネットワーク
●協賛団体:原子力資料情報室